「見たら即死する」と言われているチェルノブイリの「象の足」は
毎時87(87000ミリ)シーベルト。
そんな中、福島原発3号機の原子炉格納容器の中は、先月の14日には、
毎時167(167000ミリ)シーベルトを記録していたとのこと。
2011年4月6日(水)の時点では、あくまで格納容器内ですが、
1号機が毎時31.1(31100ミリ)シーベルト
2号機が毎時31.3(31130ミリ)シーベルト
3号機が毎時19.8(19800ミリ)シーベルト
シーベルトの、人への被害の目安として wiki の対応表を引用するとこんな感じ。
単位はミリシーベルトです。
実効線量 | 内訳 |
0.05 | 原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。 |
0.1 - 0.3 | 胸部X線撮影。 |
1 | 一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)。 放射線業務につく人(放射線業務従事者)(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。 |
2 | 放射線業務従事者(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の放射線の限度。 |
2.4 | 一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。 |
4 | 胃のX線撮影。 |
5 | 放射線業務従事者(妊娠可能な女子に限る)が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。 |
7 - 20 | X線CTによる撮像。 |
50 | 放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。 |
100 | 人間の健康に影響が出ると証明されている放射線量の最低値(これ以下の放射線量についての健康被害は長期的なものを含めて一切証明されていない)。 放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。 放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。妊娠可能な女子には緊急作業が認められていない。 |
250 | 白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ) 福島第一原子力発電所事故の処理にあたる放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよいと特例で定められている放射線の限度。 |
500 | リンパ球の減少。 |
1,000 | 急性水晶体混濁。 |
2,000 | 出血、脱毛など。5%の人が死亡する。 |
3,000 - 5,000 | 50%の人が死亡する。(人体局所の被曝については 3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑) |
7,000 - 10,000 | 99%の人が死亡する。 |
10,001以上 |
基本的に 1(1000ミリ)シーベルト以上は、瞬間的にでも浴びたらやばいです。
即死ではありませんが、数ヵ月後に亡くなる可能性が高いとされています。
1シーベルト = 1000ミリシーベルト = 100万マイクロシーベルト
格納容器の中は "東電も作業は出来ない" と言っているようです。
東電は「かなり高線量なので、格納容器の中での作業はすぐにはできない」 としている。 |
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