職務質問…こちらの事情は関係なしにほぼ強制で突然に行われる。
こんな職務質問によって、気分を害された事のある人も少なくないかと
思います。
さてそんな職務質問ですが、
現弁護士の白川勝彦さんに違法な職務質問を行った内容がブログにレポート
されてるのが非常に興味深い。
そちらの本記事はこちらから。
6年前すでにニュースになっていたようですが…知らなかった。
職務質問に関係する事で一般的に言われてるのが、
・警察官(公務員)が公僕中の場合、肖像権は無い。
・職務質問には警察手帳の提示、所属と階級を伝えなければならない。
・職務質問は強制することは出来ない。任意である。
・職務質問を行うには、疑うと判断する理由が無ければならない、又は、
犯罪が行われようとしている(又は行われた)事について知っていると
認められた場合
と言うのがあるのですが、職務質問の実態は "警察官の勘" というだけで
行われるのが現状ですね。
ルールを守って無い(一部の)人が、
社会のルールを取り締まるってのはどうなんだろう?
たぶん一番問題な、職務質問を行う時の "高圧的な態度" を改めるだけでも、
印象は相当変わると思うのですが。
正当な手順やルールを守らず、かつ高圧的に接したために 男性恐怖症の
中学生が PTSD になってしまった事件も起きたことがあったし。
警察の職質追跡で女子中学生がPTSD |
夜道で職務質問をした非番の警察官を変質者と勘違いし、追跡されたことでPTSDになった県西部地区の女子中学生(15)が、違法な職務質問だったとして、国家賠償法に基づき、佐賀県に約560万円の損害賠償を求める訴えを佐賀地裁武雄支部に起こして いたことが12日、分かった。 2004年11月20日午後7時前、中学生は公民館の習字教室から自転車で帰宅途中、人気のない夜道で、自家用車に乗った私服の県警巡査部長(52)から職務質問を受けた。 「駐在所のお巡りさん」と言い、呼び止めてきたが、変質者と思い逃走。 声を上げて車で追いかけて来る巡査部長に、「殺される」と思った中学生は、公民館に引き返し、書道の講師らに助けを求めて倒れ込んだ。 当時、1年だった中学生はPTSDと診断され、暗い場所や男性に恐怖を感じ、1人で外出できなくなった。3年になった今も不登校は続き、病院で治療している。 巡査部長は当時、現場近くの駐在所に勤務。この日は非番だったが、直前に自転車盗難の被害届を受けており、よく似た自転車だったため、中学生に職務質問した。 結果的に中学生の自転車は盗難車ではなかった。 訴状によると、巡査部長は手帳を見せるなどして警察官であることを明確に示しておらず、夜に人気のない場所で、女性のすぐ後ろを怒鳴りながら車で追いかけていることなどから、職務質問の違法性を指摘。 中学生の精神に障害を及ぼすことを予見せず、人権侵害の結果を回避しなかったとして、巡査部長には過失があったとしている。 http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=1&classId=0&blockId=218051&newsMode=article |
人気の無い場所で、夜中に怒鳴りながら車で追っかけられたら、自分も逃げる
と思う。誰も居ないところで「自分は警官だ」と "言うだけ" なら、信じるに
足りない。
怒鳴るって表現は抽象的な言い方で、内容がわからないけど、たぶん
「またんかぁい!このクソガキ!」「とまれや!」
みたいな感じで追っかけて来たんだろう。
中学生ならトラウマになって当然かもしれない。
ひとまず職務質問に関しては、とっとと確認させることが一番時間を食わない
のは間違いない。やり方に納得出来ない人は、ボイスレコーダーで録音準備を
行い、階級・所属・名前を控えてから、受け答えを開始すると良いんじゃないか。
万が一、相手が体に触れてきたり、強制を行ってくる言動があったら、その内容
をインターネット記事に上げて警察署に苦情の内容と記事へのURLを送る、
など行えば、再発の防止に1票投じることは出来る。
電話してもその場だけの出来事(口だけの謝罪や警官への注意)で終わり、改善
される可能性は非常に薄い。
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