Wake On LAN は NIC(ネットワークカード)に電源を常に供給しているので、
スリープや休止状態と比べてもあまり魅力を感じなかったりします。
とは言いつつも技術的には気になっていたので、先日購入した消費電力40Wの
NEC Express5800/S70(type PJ) が Wake ON LAN に対応していたので、
Wake ON LAN デビューしてみた。
ついでに消費電力も計測してみた。もちろんディスプレイは除外しています。
【Wake ON LAN 有効中】
・ PC 電源を落としているときの消費電力は 0 ~ 0.1 W。ほぼ常時 0.1。
・休止状態の消費電力は 0 ~ 0.1 W
・スリープの消費電力は 0.3 W
【Wake ON LAN 無効中(biosレベル)】
・ PC 電源を落としているときの消費電力は 0 ~ 0.1 W。ほぼ常時 0.1。
結論的には bios レベルで Wake ON LAN を無効にしても、ほとんど消費電力
変わらなかった。また理論的に当たり前ですが、休止状態は電源を落として
いる状況と変わらない消費電力です。
WOL を有効/無効でぞれぞれ1年間通して計測したとしても、たいした差には
ならない感じもした。これはちょっと意外… 0.1W ぐらいは常時違うかと
思ったのですが。
ちなみに 0.1W を 24時間 * 365日の電気代にすると 約15円です。
pcSleep に Wake ON LAN 機能を入れようかと思ったのですが、需要あるのか
考えるとどうなんでしょうね。
一つのメイン PC を pcSleep で目覚まし時計として利用し、そのメイン PC が
起床すると共に LAN 内のパソコン全てを Wake ON LAN で起動する。
個人で必要と感じる人はどのくらいいるのかな…
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