「年間20億円の委託費が無駄」という発言を小金井市の市長が発言した結果、
小金井市が孤立してしまったようです。
このニュースを見て思ったのが、税金という固定収入があり、民間企業と違い
潰れる事のない自治体は、不景気だろうが関係なしに強気に
相手できるのが民間企業との大きな違いですね。
「気に入らなければ、相手にしない。」というのが、非常にわかりやすく形に
なるのが面白い。大抵はお金を払う&仕事を与える側の方が優位になりやすいの
ですが、お金を貰う立場の自治体が「仕事(ゴミ)に協力してやってるだけ」
という意思表示を示したわけでもあります。
「営業!契約のためここは我慢だ!」という考えはきっとないのかもしれません。
ゴミ収集&運搬は民間に委託されることが多いですが、焼却する施設を所持して
いる事業所は少ない為、これがゴミではなく、民間でも容易に実施できる事業
なら年間20億円の委託費を独占できるチャンスを見逃さない経営者も多いと思う。
しかし、この市長自体の発言は批判されても仕方ないのかなとは思う。
市長ともなると、発言一つ一つの影響力も強いので軽はずみな発言でないかどうか
考えて発言するべき。
この件についての石原都知事のインタビューを見ると、この人が他の人の発言を
どうこういうと、大震災の発言が記憶に新しいので違和感を覚える。
3/11 東日本大震災が起きた事について、
「日本人は津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり
天罰だと思う」
と発言しており、たとえ前後にどんな修飾詞があったとしても、この立場の
人間が決してするべき言い廻しではない。震災が起きたことは仕方ないに
しても、それを天罰という表現をすることは、この立場の人間が安易に
発言するべきではないと思う。「被災者はかわいそう」というのはわかるが、
天災を天罰と表現するのは明らかな間違い。
もう陳謝はされてますが「陳謝すればどんな発言も(結果)許される」と考えて
ないことを期待したい。
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