Android のデバッグログには System.out は利用できないので Log.d() 系の
メソッドでログ出力する必要があります。
この Log は Eclipse 上では非常に見づらいと感じる方も少なくなく、中には
デバッグ表示だけコマンドラインの
adb logcat
を利用している方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方は カラー表示 が出来るコマンドラインツール rprint 1.02 を
オススメします。
このツールを使うことにより、例えば
Log.d( "keywords", "hoge" );
とした場合 keywords キーが含まれた文字列行に対してカラー表示を行うことが
出来ます。
画像は減色されています。
Android だけではなく fport コマンドなどポート解放確認ツールにて、通信中
ステータスのみカラー表示を行うことも可能です。
コマンドプロンプト上なら何でも使えるので、
dir コマンドでディレクトのみ色を変えたい方は、以下のように使用します。
dir | rprint -none -color "<DIR" |
上級者向けに -color パラメーターには、文字色、背景色を指定できます。
-color[テキスト色 0~F][背景色 0~F]
例えば先ほどの dir コマンドで、テキストを明るい黄色、背景色を青にする場合、
dir | rprint -none -colorE9 "<DIR" |
と入力することで出来ます。皆様の開発に役立ててください。
Android の場合はバッチファイルとして利用するのが良いかもしれません。
自身のデバッグ情報を myapp とした場合 → Log.e( "myapp", "…" );
android_log.bat
adb logcat | rprint -android -colorE "myapp"
という1行をバッチにしておけば、見やすい黄色で自身のアプリケーションのみ
カラー表示を行えます。
また readme.txt に記載していますが、コマンドプロンプトのバッファサイズは
多めに取っておくのがベストになります。
関連リンク
0 コメント:
コメントを投稿