pcSleep 1.10 を公開しました。
今まではスリープ&起床(ウェイクアップ) がセットだったのですが、今回から、
起床のみの利用も可能となりました。
「パソコンはいつ・誰がスリープさせるかわからない」
「次の日の、朝10時には絶対に起動する」
というご要望に対応可能となりました。パソコンをシャットダウンするまで、
上記の条件を永遠に繰り返すことも可能に!
コマンドラインから下記の引数で起動する事で対応可能です。オレンジが必須。
pcSleep --start now --wakeup "10:00 +1" --continue --none --yes --tasktray
--start ・開始時刻を設定します。now は現在時刻を表します。 --wakeup ・起床時刻を設定します。"10:00 +1" で次の日の午前10時を意味します。 ・次の日の今としたい場合は "now +1" とします。 ・今から1時間30分15秒後とする場合は "now +1h +30m +15s" --continue ・永久繰り返しモードです。start と wakeup 引数は、再実行時の時刻で 再評価されます。再評価機能により「永久繰り返し」が可能となりました。 --none ・Windows の終了タイプに対して「何もしない」を表します。 --tasktray ・重要イベント以外は、自動的にタスクトレイに隠れます。 |
上記は GUI からも制御は可能ですが --continue の制御のみ GUI からは制御出来ません。
今回、ウェイクアップ機能を実装したのは、
「pcSleep の復旧機能だけを利用したい」
という要望があったためです。Windows標準のタスクスケジューラー等では、
期待通りに動作しないとご連絡いただきました。
本ソフトは Windows XP と WindowsVista 以降で復旧処理を実機で検証し
独自の処理を施しています。
なお 1.10 からタスクスケジューラー的な使い方も可能となりました。
例えば「今から5分間隔で、指定したバッチプログラムを起動し続ける」という
ことも可能です。
pcSleep --start now --wakeup "now +5m" --continue --none --yes --tasktray
上記で起動することにより、5分間隔で「起床プロセス」が起動されます。
(起床プロセスは GUI で事前に設定する )
プログラム開始前には「10秒後に実行します」というお知らせもあるので、
キャンセルも簡単。簡易 cron としても利用できますね。
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