VisualStudio 2005 の CRTランタイム( dll )をバージョン毎にまとめてみた。
配布名(Visual Studio) | 開発者用(VC) | バージョン |
Microsoft Visual C++ 2005
再頒布可能パッケージ |
調査中 | 8.0.50727.42 (8.0.50727.42) |
Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ | KB926602 | 8.0.50727.762 (8.0.56336) |
KB973544
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム |
KB971090 | 8.0.50727.4053 (8.0.59193) |
KB2538218
Microsoft Visual Studio 2005 Service Pack 1 MFC セキュリティ更新プログラム |
KB2538242
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC の セキュリティ更新プログラム |
8.0.50727.6195
(8.0.50728) 2011年6月配布開始 |
VisualStudio2005 のランタイムを入れてる人は 6/14 の自動更新を適応すると、
( Windows ゲーム、多数のツールをインストールしてる、または Windows7 の人 )
8.0.50727.6195
まで対応となります。WindowsUpdate を行っていない人は、
「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを
開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベントログを参照して
ください。」
と表示される事も多いかと思いますが、manifest の
<assemblyIdentity type="win32" name="Microsoft.VC80.CRT" version="8.0.50727.6195"
バージョンを過去にしてやれば、起動する事も可能です※1。状況(OS)によっては、
exe に埋め込まれてるマニフェストが優先されます。
※1 過去の VS2005ランタイム必須
サイドバイサイド機能により、manifest ファイルにて利用する dll バージョンを
指定する事ができます。この機能により、exe ファイルを再配布しなくても、
manifest ファイルの差し替えをするだけで、既知のセキュリティホールからも
簡単に守ることもできます。
開発者が一般配布のセキュリティパッチのみ適応とした場合、コンパイル時の
自動生成マニフェストファイルは以前の Version のままです。当然ですね。
なお私は vista に VC2005 を入れてるのですが、問題なく快適です。
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