税務署が黒と判断したら白も黒になるのですが、臨時職員の退職金課税を
めぐり、税務署が課税を取り消すという異例の対応が行われたようです。
姫路税務署などの4税務署が臨時教員に支払った退職手当への課税を課したことに
ついて、兵庫県教育委員会が異議申し立てを行いました。
それをうけ、各税務署が納税告知処分を取り消していたことが10月2日、
県教委への取材で分かったそうです。県教委教職員課は
「われわれの事務処理が正しかったことが証明され、安堵している」
とのことで、通常、税務署が間違った判断を行うことは、国家を揺るがす極めて
危険な行為です。正しく判断されたことは幸い。
今回のケースは、税務署側にとって非常に分が悪く裁判で争われたら、痛い所を
露呈してしまう可能性もあったのかもしれません。
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