2012/08/30

WesternDigital 製の HDD は IntelliPark がある限り購入しない

 
WD 製のハードディスクは IntelliPark という最悪の省電力機能が搭載され
ています。
 
IntelliPark(インテリパーク) とは
HDD に8秒間アクセスが無い時、自動で磁気ヘッド
アンロード(退避)するタイマー機能
 hdd_common_detail
この機能のデメリットを分かりやすく例えると、WD20EARS や WD20EARX 等の
WD製 HDDを購入し、仮に E ドライブに割り当てた人がよく起きる症状。
 
・explorer が一時的に応答しない
・マイコンピューターを開くのに時間がかかる時がある
・購入後、1年以内に不良セクタが発生した
 
等は全て、IntelliPark の省電力機能原因と考えられます。
 
先日 MFT の破損した HDD や、購入後、数ヶ月で不良セクタが発生しデータが
破損したのは、全て WD 製のハードディスクでした。
 
関連リンク
 
サムソン製、日立製、WD製内蔵・外付けHDD 問わず、数10以上の HDD を
利用してきましたが、自分の手元での故障率 No.1 は WD 製です。
 
それもまさに圧倒的に。
「マスターファイルテーブルが壊れる」という貴重な体験もしました。
 
私は IntelliPark という省電力機構が働いていた事を知らなかったので、まぁ
無知による自己責任とも言えるのですが、それを無効にするのも自己責任に
なっており、もう色々とありえないんですね。
 
IntelliPark を無効にするのは wdidle3 というコマンドで出来るのですが、
破損リスクもあるため、敷居が高いです。CrystalDiskInfo で簡単に無効にする事
出来るのですが、Windows 起動時に毎回常駐させる必要があります。
 
 
常にディスクドライブにアクセスするようなパソコンなら WD 製で問題ないと
思いますが、アクセス=>時間経過=>アクセスという利用なら、対策をしないと
1年後には悲しみの現実がやってくるかもしれません。
 
購入時に他メーカーの HDD  より数千円安いぐらいで、結局、
・別メーカーの HDD 新規購入で、数万円高くついた
・一つのHDDデータの移行作業で数10時間、消費した
・復活できなかったデータもあり
 
と「時間的にも、金銭的にも、データ的にも」悲しい思いをしました。

1 件のコメント:

  1. 安価なWDグリーンはそんなもの。高価なWDブルー以上を買いましょう。
    省電力と流体軸受はダメな組合わせです。

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