2012/11/18

一部の避難所ではダンボールベッドの効果が絶大らしい

 
東日本大震災の避難生活で亡くなった「震災関連死」2300人を越えた
復興庁が11月発表しました。
 
そんな避難生活の原因を調べた所「避難生活の肉体・精神的疲労」が最多。
新潟大災害・復興科学研究所の榛沢和彦医師(血管外科)は
「雑魚寝では床のほこりや粉じんでぜんそくや肺炎になることがある。
床は冷たく、他人の足音で安眠できず、高血圧になる人もいる」
と話し、高齢者の寝たきりの原因になったり、エコノミークラス症候群
リスクも高いそうだ。
 
昨年夏、段ボールベッドが導入された石巻市の避難所二カ所で行った検査では、
導入時に脚に血栓のできていた人たちについては、ダンボールベッド導入後、
半数が一カ月後に血栓が消え、体内で血栓ができている疑いを示す数値が
高かった人全員で、一カ月後に数値が低下したそうです。
danboll_bedo 
せきや高血圧、不眠なども改善したらしい。
 
ダンボールベッドはただの紙で出来ているにも関わらず、成人20人が乗っても
崩れず、かなりの強度だそうです。お値段は3000円程度だそうだ。
 
通常のゴミとしてもダンボールベッドを捨てられるので、学生や単身赴任の方に
けっこう人気があったみたいですね。たしかに、引越しには楽そうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿