Android をコマンドライン環境で開発していると、
| 警告: この文字は、エンコーディング ascii にマップできません。 |
というエラーが発生します。こいつは、
コメントや文字列中に日本語(他バイト文字)があると発生するので、本現象に
対応するには、下記ファイルを修正する必要があります。
| ◆Android SDK のインストールフォルダの中 android-sdk-windows\platforms\android-x\templates\android_rules.xml 上記の x には API のバージョンID が入ります。 編集するファイルは android create project 時に指定した ID に対応しています。  コマンド android list targets を実行すると指定した ID に紐付いた一覧が 見れます。 Android 2.2 向けに開発していた場合は android-8 フォルダになりますね、  目的のプロジェクトがどの API で作成されているか調べたいときは、 プロジェクト内の default.properties をテキストエディタで開けば確認取れます。  |
Windows の有名エディタ一は一般的に CP932(SJIS) としてデフォルトで
保存されます。
上記を踏まえてビルドの設定ファイル、
android_rules.xml
をテキストエディタで開き、ascii で検索すると修正箇所が一発で見つかります。
249 行目前後に見つかりました。
上記の ascii を UTF-8 か SJIS に指定する事で、本エラーの対応は完了です。
なお Google API を利用している場合や一部の環境では、これだけでは ascii
エラーが継続して表示される場合もあります。
その場合は下記手順で修正を行いましょう。
| ◆Android SDK のインストールフォルダの中 android-sdk-windows\tools\ant\main_rules.xml 上記ファイルをエディタで開いた後、下記の単語で検索を行い ascii を sjis に変える。 java.encoding なお環境によっては、このファイルが存在しない場合もあります。 |
なお Java の class ファイルが持つ 内部文字コード は UNICODE になるので、
コンパイル時の文字コードは、
ソースコードの文字コードに合わせてればＯＫ
です。大半の人は SJIS だと思います。
SJIS に存在しない文字をソースコード上に埋め込みたい時は UTF-8 でソースを
保存し、UTF-8 でコンパイルする必要があります。
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