2011/09/29

【Windows】親プロセスの列挙時のレアバグ

 
親プロセスの列挙には Process32First / Process32Next を利用する事で、
親の親、さらには大元の root プロセスまで調べる事ができます。
getparentid
さて今回、自作アプリケーションにて1000回に1回確認できるかどうかの
レアバグに遭遇しました。
 
本バグをログに吐き出して調査した所上記 API …というべきか CreateToolhelp32Snapshot() にて矛盾点が確認できました。
 
現象は 親プロセスを辿っていくと、自分を直接起動した
親プロセスに再度辿りつくことがあるのでのです。
 
表にすると以下のようなイメージです。
自身のPID 1000
↑を起動した親PID 1001
↑を起動した親PID 1002
↑を起動した親PID 1003
↑を起動した親PID 1001
 
発生頻度としては、Windows を起動した直後は発生確率が上がる様子。
 
以前は再帰関数で列挙していたのですが、その時はスタックオーバフローで
全く関係の無いところで落ち、非常に悩まされました。
 
「親が存在して、初めて子供が生まれる。」
 
という概念がある限りありえないと考えてるのですが、いかがでしょうか。

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