2011/06/29

VisualStudio VC80.CRT(VC2005)のバージョン関係表

 
VisualStudio 2005 の CRTランタイム( dll )をバージョン毎にまとめてみた。
 

 
配布名(Visual Studio) 開発者用(VC) バージョン
Microsoft Visual C++ 2005
再頒布可能パッケージ
調査中 8.0.50727.42 (8.0.50727.42)
Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ KB926602 8.0.50727.762 (8.0.56336)
KB973544
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
KB971090 8.0.50727.4053 (8.0.59193)
KB2538218
Microsoft Visual Studio 2005 Service Pack 1 MFC セキュリティ更新プログラム
KB2538242
Microsoft Visual C++ 2005 Service
Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC の
セキュリティ更新プログラム
8.0.50727.6195
(8.0.50728)
 
2011年6月配布開始
 
VisualStudio2005 のランタイムを入れてる人は 6/14 の自動更新を適応すると、
 ( Windows ゲーム、多数のツールをインストールしてる、または Windows7 の人 )
 
8.0.50727.6195
 
まで対応となります。WindowsUpdate を行っていない人は、
 
このアプリケーションサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを
開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベントログを参照して
ください。」
 manifest_exe_error
と表示される事も多いかと思いますが、manifest の

<assemblyIdentity type="win32" name="Microsoft.VC80.CRT" version="8.0.50727.6195"

 
バージョンを過去にしてやれば、起動する事も可能です※1。状況(OS)によっては、
exe に埋め込まれてるマニフェストが優先されます。
 
※1 過去の VS2005ランタイム必須
  
 
サイドバイサイド機能により、manifest ファイルにて利用する dll バージョンを
指定する事ができます。この機能により、exe ファイルを再配布しなくても、
manifest ファイルの差し替えをするだけで、既知のセキュリティホールからも
簡単に守ることもできます
 
開発者が一般配布のセキュリティパッチのみ適応とした場合、コンパイル時の
自動生成マニフェストファイルは以前の Version のままです。当然ですね。
 
 
なお私は vista に VC2005 を入れてるのですが、問題なく快適です。
 
SP1, for vista と適応を行った後、各種セキュリティを更新する必要があります。
 

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