2011/05/12

2重プリプロセッサに相性の良い fpp

 
プリプロセッサツール fpp正規の仕様に準じてないので、けっこう
使い道があることに気づいた。
 
例えば、2重にプリプロセッサを通したい場合にも fpp を先に通した後に
プリプロセッサを通す言った事ができる。
 
実例、
// 別のプリプロセッサで処理したいヘッダーを定義する
#define MY_INCLUDE   #include "../header/common.h"

// 通常 #define 定義に # から始まるプリプロッセッサは使えない 
 
// fpp で置換 ///////////////////////////
MY_INCLUDE

void main()
{
}
 
通常、解析が終わったプリプロセッサは全てコメント化されるのですが、
fpp の場合 MY_INCLUDE が #include "…" に置き換わるので、さらに
プリプロセッサを通せます。
 
上記のような fpp の「仕様に準じていない部分でのメリット」を受けつつ、
仕様に準じたプリプロセッサでの処理も、連続して行うことが出来ます。
  ( bat ファイルに、順番に記載するだけ )
 
今作ってる Android ゲームアプリも、仕様に準じていない判定での置換が
非常に役に立つことがあったり。その上で、仕様に準じたプリプロセッサを
通せば、Java 言語でも定数の管理、デバッグもやりやすい。
 
 
一点 fpp にアスタリスクでのファイル指定が出来ないので、これは改善した方が
良いかもしれませんね。

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