2011/03/23

放射性物質よりは安心の中国産?どっちを選ぶ?

 
福島産のホウレンソウなど葉物野菜やブロッコリー、カリフラワーから
放射性セシウム規制値の164倍 検出されたそうです。
 
直ちに健康被害は出ない」という姿勢を貫き通してきた政府も
いよいよ「摂取を控えて欲しい」にランクアップしました。
 
◆セシウムを摂取するとどうなるの?

体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、腎臓を経て体外に排出される。セシウム137は、体内に取り込まれてから体外に排出されるまでの100日から200日にわたってガンマ線を放射し、体内被曝の原因となるため大変危険である。セシウム137に汚染された空気や飲食物を摂取することで、体内に取り込まれる。
 
さて…今後は中国産を選択する必要性がでてきたようです。
china_hourensou
 
毒ギョーザ以降、警戒されている中国産ですが、放射性物質よりは安心と考えるか、
しっかりと判断する必要性がでてきました。
 
「水洗いすれば大丈夫じゃないの?」という疑問については、
東大病院放射線治療チーム方が twitter で回答しています。抜粋すると、
 
ホウレンソウの放射能測定方法について、新しいことがわかりましたのでご報告します。これまで検出されたホウレンソウの放射能量は、ホウレンソウを一旦水洗いしてから測定をおこなった結果である、とのことです。

マニュアルでは「水洗いせず」との記載がありますが、厚労省から別の通達で
水洗いしてから測定するように各自治体や測定機関に連絡があったようです。


したがって、以前、放射性物質を含むホウレンソウを摂取したときの被ばく線量を計算していただいたときに、「水洗いしていなければ、過大評価している」と書きましたが、実際に水洗いされているので、過大評価せずに計算されていると考えてよいと思います。
 
水洗いはされている状態で基準値を超えているので、被爆したくない方は最善の
注意を払いましょう。
 
また基準値を少なく見せようとする政府に対して、今後の発表を鵜呑みにして
良いのかどうか、しっかりと判断する必要があるかもしれません。

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