2011/01/09

Android 見にくい logcat をカラー表示しよう

 
Android のデバッグログには System.out は利用できないので Log.d() 系の
メソッドでログ出力する必要があります。
 
この Log は Eclipse 上では非常に見づらいと感じる方も少なくなく、中には
デバッグ表示だけコマンドラインの
 
adb logcat
 
を利用している方も少なくないのではないでしょうか。
 
そんな方は カラー表示 が出来るコマンドラインツール rprint 1.02 を
オススメします。
 
このツールを使うことにより、例えば
 
Log.d( "keywords", "hoge" );
 
とした場合 keywords キーが含まれた文字列行に対してカラー表示を行うことが
出来ます。
 
 
画像は減色されています。
rprint_ver102
 
Android だけではなく fport コマンドなどポート解放確認ツールにて、通信中
ステータスのみカラー表示行うことも可能です。
 
rprint_ver102B
 
コマンドプロンプト上なら何でも使えるので、
  
dir コマンドでディレクトのみ色を変えたい方は、以下のように使用します。
 
dir | rprint -none -color "<DIR"
 
上級者向けに -color パラメーターには、文字色背景色を指定できます。
 
-color[テキスト色 0~F][背景色 0~F]
 
例えば先ほどの dir コマンドで、テキストを明るい黄色、背景色をにする場合、
 
dir | rprint -none -colorE9 "<DIR"
 
と入力することで出来ます。皆様の開発に役立ててください。
 
 
Android の場合はバッチファイルとして利用するのが良いかもしれません。
自身のデバッグ情報を myapp とした場合 → Log.e( "myapp", "…" );
 
android_log.bat
 
adb logcat | rprint -android -colorE "myapp"
 
という1行をバッチにしておけば、見やすい黄色で自身のアプリケーションのみ
カラー表示を行えます。
 
また readme.txt に記載していますが、コマンドプロンプトのバッファサイズは
多めに取っておくのがベストになります。
 
 
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