2010/12/26

MIDlet と Doja の 保存領域について考察&メモ

 
MIDlet(3GC) の RecordStore のミニマム数は5つ。TやN系端末がミニマム。
他の機種では20前後まで作成できるかも。
 
レコードストアの領域自体は、最近の端末は 512KB まで確保可能。
( 管理領域があり 512KB フルでは使えないが ) 
 
 
Doja の Scratchpad を分割した場合のミニマム数は16。
Doja 3.0(505)以降で可能。市場的にも Doja3.5 以上が業界の基準なので現実的。
 
 
端末のデータ領域に保存する処理をラッピング処理する場合、
以下の方法が考えられるか。
 
・scratchpad は分割せず,バイトストリームの概念でレコードストア処理をラッピング
 
[デメリット]
512KB 確保したとするなら、MIDP の方が1byte フラグの更新を行う場合でも、
常に 512KB 更新しなければならない為、現実的では無い。
 
→ 400KB の書き込みをエミュレーターで確認した所、想像を裏切り
端末を限定すれば?実用的かも。
 
 
 
・scratchpad を分割し,レコードストアの概念でスクラッチパッド処理をラッピング
 
[デメリット]
Doja の方もミニマム分割数 5 に合わせて設計する必要有り。
 
→ MIDP のミニマム端末を切り捨てれば 10 は問題なさそう。
 
  
 
・MIDP は外部ストレージを利用する
 
[デメリット]
スクラッチパッドと同じように処理を行えるが、microSD( 500円 ) を持ってない
ライトユーザーは切り捨てることに。
 
最近の大手ゲーム会社では、サウンドデータや動画データなどは「追加オプション」
として外部ストレージに保存するようにしている。
 
 
方法は多くないけど、現実的に考えると、スクラッチパッドを分割して
レコードストアの概念に合わせラッピングメソッドを実装するのがベストかな。

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